ヘッドあれやこれや
奈良和婚ブログをご覧いただきまして有難うございます。
ヘアメイク・着付けを担当しております宇都早苗です。
前回はヘアスタイルについて、少しだけお話をさせていただきました。
今回はヘッドアクセサリーについてお話をしてみようかと思います。
先ずは和装ヘアから・・・
日本髪
かつらをお召しになる場合、
笄（こうがい）をおつけいただきます。鼈甲や煌びやかな花笄をお選びいただく事ができますが、白打掛で挙式の際に鼈甲を、色打掛に衣裳を掛替えの際や、挙式後の白打掛で鼈甲から花笄につけかえる事で、印象がガラリと変わります。
鼈甲笄
花笄
地毛結日本髪の場合、
かつらの時と同様に、笄をおつけいただけます。また、モダンな新日本髪でしたら、生花や造花などで御髪を飾られるのもよいかと思います。
洋髪
モダンな洋髪の場合ですと、生花や造花をお付けする事がオーソドックスですが、花嫁様ご自身の思い入れのあるアクセサリーやハンドメイドの細工などを、このような機会にお付けする事もおススメです。ただ、お飾りをお取り扱いする立場から一点気を付けていただきたい事がございます。それは、花嫁様の安全上、ご使用のお飾りには安全ピンなどの尖った針などがついていない物をご利用いただきたいと思います。
和装でも洋装でも、花嫁様ご自身を彩るヘッドアクセサリーです。少々の“しきたり”はあるかもしれませんが、基本つけたらいけないものなどはないと、私はお伝えしております。ご自身がつけたいものをおつけになられて、心からウキウキ出来る事が一番大切だと思います。
これまで担当させていただいた花嫁様の中には、ご自身の長く伸ばされていた髪の毛をカットされて、尾長のようにおつくりさせていただいたケースもございました。
思いは人それぞれ、その思いをどれだけ形に出来るか・・・沢山ヒアリングをさせていただいて、一緒にご相談させていただいております。
花嫁様の『こうなりたい』を叶えたい・・・、そんな気持ちで、
ある時はアイテムを使ってみたり、色々な作戦を練ってみたりしながら、ヘアメイク・着付けを担当させていただいております。
ではまた・・・